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物流担当者必見!物流改善施策における事例を集めました

「物流」は、お客様の元にサービスを届けるまでのプロセスでもっとも重要といっても過言ではありません。
サービスを提供する各企業は、この重要なプロセスをいかに確実に、かつ効率よく進められるか日々尽力されているはずです。
しかし、物流に特化していない企業やそこまで人的時間的ソースを割けない企業では、「これ以上どうしたら良いのか?」と壁にぶつかる事もあるでしょう。ここではそんな時の解決策を、実際の事例を踏まえて様々な角度から読み解いていきます。皆様の一助となれれば幸いです。

物流改善の考え方

物流改善の考え方として特に大事にすべきポイントを大きく分けると、

①物流コスト
②ミス
③3M(ムリ・ムダ・ムラ)をなくす
④作業効率up
⑤作業工程の管理

があります。これらの点をどう考えていけばより良い環境作りができるのかが改善のカギとなります。

1.物流コスト

物流コストとは商品の移動や取引・処理にかかる全てのコストのことを言います。
例えば郵配送費をはじめ、システム費・人件費・倉庫維持費・商品管理費など様々な分野でかかるコストがありますが、項目にすると大きく2つに分れます。
まず一つ目は『支払い物流コスト』です。
支払い物流コストとは簡単に言うと社外に支払うコストの事で、輸配送の運賃・倉庫内の光熱費や維持費・包装などにかかってくるものです。例えば自社でトラックや倉庫を所有していない場合、外部に配送や保管に関してアウトソーシングをしている事が多く、その時にかかっているコストの事を指します。
このようなコストは認識しやすく削減に対しての社内の意識も高い事が多くあります。

物流にかかるコストが2つの項目に分かれているうちのもう一つは『社内物流コスト』です。
社内物流コストとは社内で発生する物流コストを指し、社外コストよりもつい見落としがちで、削減の対象として認識しにくいコストであります。

例えば流通加工作業を製造原価に含ませてしまったり人件費の計算方法も含め社内物流コストは経理上の項目に埋もれやすいです。
そのため物流コスト削減を検討する際に見落としがちな社内物流コストに対しての正しい認識力を高める必要があります。

ではそんな物流コストを削減するためには何をしなくてはいけないのでしょう。
物流コストといっても様々な着眼点で考えなくてはいけないのはお分かり頂けたかと思いますが、ではそのようなコストを実際どんな方法で削減していけば良いのでしょうか。

例えば梱包・在庫管理業務においてかかってくる人件費は作業のマニュアル化や作業スペースの拡大、管理システムの導入などでコスト削減に繋げる事ができます。
また倉庫管理において在庫の出荷量に応じてただ単に倉庫内のスペースを変えては逆に無駄なコストや作業を増やしてしまう事になります。
その無駄を生まないように在庫量・入出荷量などの情報管理をシステムによって受注予測をしたりなど外部に業務委託をして正確かつスピーディーに処理する必要があります。

またヒューマンエラー が起こりやすいような業務をデジタル化する事によってミスと人件費を削減する事ができますし作業効率化ができます。
しかしこのようなシステムを導入する事にもコストをかかってきます。
本当に今自社にこの作業をデジタル化することは有益なのかと言う事を物流コスト削減への意識を 2つの項目を両方視野に入れながら検討してみるといいでしょう。

2.ミス

物流業界は人力に頼っている業務が多く、人為的なミスが発生する確率も高くなりがちです。このようなヒューマンエラー は特に出荷時に起こりやすいです。
例えば、ピッキングミスや配送先の間違えなどによる誤出荷です。
荷物に貼ったラベルの文字が多すぎて読み間違えてしまうようなピッキングミスや商品仕分けの際に間違ったカゴに商品を入れてしまった事による配送先を間違えてしまう事もあります。
このようなミスはクレームにつながり、発生すれば処理にムダなコストと時間がかかります。

それではミス防止策にはどのような方法があるのでしょうか。
まずはピッキングにてヒューマンエラー が起きてしまった時、誤出荷事故までには至らないようなダブルチェックやミスの報告などはのスムーズなマニュアルはできていますでしょうか。
また倉庫内の環境はいつも整頓されていて点検のしやすいベストな状態の環境でしょうか。このようなチェックポイントをクリアした上で必要であれば人力にだけ頼るのではなく自動化できる作業はないかと検討すべきです。

3.3Mをなくす

 〜ムリ〜
現実的に社内の人材が持っているスペック以上の業務を求めている状態です。
“ムリ”をして慣れていなかったりできない業務を遂行しようとする事により、
結果的に生産性や品質に乱れを生じさせます。

 〜ムダ〜
過剰仕入れや不必要な在庫管理は、時間やコスト以外にも様々な”ムダ”を生じさせます。
仕事量の増加に伴い莫大な人件費を必要としなければいけなかったりと、
大きなマイナスポイントにつながります。

 〜ムラ〜
これら”ムリ”と”ムダ”が合わさる事によって安定した業務が行えず、ムラが生じてしまいます。

このような3Mは適材適所に必要な人員を必要な数配置していない事で発生してしまいます。製造業のような自動化が難しい場もあり、人力による作業に依存してしまいがちです。ですがそんな現場にもハンディーターミナルを導入する事は比較的簡単にできます。ハンディーターミナルによる商品ラベルの情報照合は人が行うよりも遥かに正確性が上がります。そのため本来の作業工程にも余裕ができ、人員配置の最適化にも繋げられます。

4.作業効率Up

作業効率Upは考えれば考えるほど物流業務のどの工程においても可能性に溢れています。例えばロケーション管理に関しては熟練者でないとなかなか倉庫の状況把握がスムーズに行かない事があります。
またロケーション管理が上手く稼働していたとしても、保管場所を随時見直していかなければ出荷頻度によっては商品の棚卸に時間やコストがかかってしまう場合もあります。

そんな時はまずMHについて考えましょう。
MH(マテリアルハンドリング/マテハン)とは人時生産性のことを言います。
物流現場における『調達』・『生産』・『販売』・『回収』を含める作業員
一人当たりの生産性全般を指します。
具体的には一人が1時間あたりにどれだけの商品を梱包できるのかなどがあります。
このようなMHを道標に物流現場の改善を考える事により大きく作業効率を上げていく事ができます。
例えば作業場所の通路幅を狭くするとどうなるでしょうか。
動線が明確に整頓され不規則で無駄な動きをする必要がなく、移動の際の歩数を減らす事ができます。こういった保管場所のスペースの有効活用はMH及び作業効率Upを実現する事ができます。

5.作業工程の管理

日常業務においては気づかないような小さな事でも、トラブルの原因は会社内にある可能性があります。
しっかりと随時現状分析をし、さらにそれが社内での問題であった場合、人為的な内容なのかシステムの欠陥なのか的確に判断する必要があります。

「どこで誰がどのようなミスをおかしたのか」などの作業記録を細かく把握する事が大切です。例えばそのように細かく作業内容を把握するために紙を使って作業記録管理をしている場合もありますが、それでは情報処理スピードが追いつかない事も考えられるので、情報処理のデジタル化を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

このように物流改善にはいくつものチェックすべきポイントが混在しています。
では早速事例に基づき解決方法をブラッシュアップしていきましょう。

物流改善事例集

事例①

【問題点】ピッキングに関する人為的ミスが多かった。品番の文字が小さすぎたり桁が多すぎる、または見た目が似ている商品が多いとミスの発生確率は上がりやすい。
【改善点】バーコード管理の導入により、目視での不安定な作業がなくなった事によって正確性が上がり、作業効率と必要以上の人件費が掛からなくなった。=3Mの排除に成功した。

事例②

【問題点】業務拡大により、倉庫の保管スペースに限界がでてきた。
【改善点】三次元的に倉庫内の空間を活用する事に目を向け、2階またはメザニン(中2階)を作った。その結果、少ない予算からでもメザニンを設置する事ができるため、そこまでコストをかけず保管効率をあげる事に成功した。

事例③

【問題点】作業工程が多かったり物流現場の整理整頓ができていなかった。
【改善点】シンプルな作業内容に変更。動線・レイアウトの再確認
倉庫のゾーン区分表示を細かくした。カゴ台車数を減らし、二段カゴ台車を導入などを実施。このように出荷頻度に合わせて保管場所を随時変更する事によって、作業の動線・レイアウトがわかりやすくなった。

事例④

【問題点】作業の効率化を考えて物流システムを導入してみたものの、細かい部分を自社用に最適化・調整する必要に迫られてコストをかけた挙句、専門知識がないまま自力で調整しようとした結果不適切なシステム修正を施してしまった。
【改善した結果】管理業務から配送まで行っている業者に物流業務そのものをアウトソーシングした。その結果、人件費に大きく関わる「入荷・検品作業」を委託した事により、コスト自体は同程度の外注費がかかったが、人的・時間的ソースを確保しやすくなった。
結果、EC事業者はECサイト自体の運営や企画に集中できるようになった。
また、シーズン毎に変動していた物流コストも、外注先に1本化されたため対応がしやすくなった。

物流改善におけるおすすめ本

物流への理解を深めるための本をご紹介いたします。物流に特化した経験と知識を豊富にし、改善ポイントを徹底解明していきましょう。

事例で学ぶ物流改善 (日本語) 単行本
–2017/9/16青木 正一 (著) 
物流改善の進め方 コストを下げ、品質を上げる(日本語)単行本(ソフトカバー)
–2007/2/6角井 亮一  (著)

図解入門ビジネス 物流センターの改善の進め方がよ~くわかる本 (日本語) 単行本
–2007/2/6角井 亮一  (著)

まとめ

物流と一言で言っても様々な工程があり、それら全てに問題点と改善点があります。それは言い換えれば「改善のチャンス」でもあるのです。物流と一言で言っても様々な工程があり、それら全てに問題点と改善点があります。
それは言い換えれば「改善のチャンス」でもあるのです。専門的なプロに任せる「アウトソーシング」も視野に入れつつ、工程毎の細かな改善点を見逃さず明確にし、作業効率をupする事が現実的ではないかと考えます。

物流改善をご検討されている方へ

このようなお悩みをお持ちの企業ご担当者様へ

▶︎受注と物流が別管理なので煩わしい

▶︎売り上げが伸びてきたので、人力での管理に限界を感じている。

▶︎既に受注管理システムを導入しているが、どこか物足りなさを感じ、本当に自社に合ったサービスを探している。

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ECサイト管理者向けの在庫管理システムの見極め方

はじめまして。ECサイト担当者様の中には、複雑な在庫管理に頭を悩ませていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?そんな担当者の方にとって、在庫管理システムの存在は非常に貴重です。ただし、選定システムを誤ると、逆に煩雑化してしまったり、コストが高騰してしまったり、思わぬ事態を招いてしまうこともあります。今回は、ECサイト運営者の方々に向けた、在庫管理システムの見極め方についてまとめました。また、ECサイト運営における14種類の在庫管理システムも比較しました。ぜひ参考にしてみてください!

ECサイトにおける在庫管理システムとは?

ECサイト運営における在庫管理とは、一般的に「仕入れた商品の管理」を意味します。主な業務内容として、在庫管理や在庫状況の分析、仕入れた商品の検品、移動、受注後のピッキング、配送手配等が挙げられます。ECサイトでの売上向上のためには、これらすべての在庫管理に関する業務をもれなく管理することが欠かせません。

ECサイトにおける在庫管理システムでは、在庫管理に関わる情報や業務の一元管理を実現します。具体的には、複数のECサイトの在庫をまとめて管理したり、倉庫内の在庫の状況を分析したりすることができます。

ECサイトの在庫管理システムの機能

ここで、ECサイトにおける在庫管理システムがもつ具体的な機能について解説します。

在庫の一括管理

在庫状況を一括管理することができ、「どの商品が・どこで・いくつ保管されているのか」をリアルタイムで把握することができます。ECサイト上の異なる店舗、複数の販売チャネル上の在庫をまとめて管理し、それぞれで在庫の変動に対応することができます。

導入するサービスにもよりますが、EC上の在庫表示の変動に自動で対応するサービスを提供するシステムを利用することで、在庫変動の手動入力業務を省いたり、人的ミスを防いだりすることができます。

データ分析

在庫の状況をデータを用いて分析することができます。全体の売れ行きをリアルタイムで確認することができるだけでなく、売上予測も可能となり、より適切な仕入れを実現し、在庫回転率を高めることができます。

さらに、仕入れ、棚卸、受注〜発注の在庫管理全体のデータを管理・分析することができ、数値から課題を洗い出すことも可能です。そのため、在庫管理全体の業務効率を高めることにつながります。

入出庫管理

倉庫間を含む、商品移動の指示や、受注後のピッキングリストの整理を行うことができます。手動で行う作業を最低限に抑えることで、人件費の削減や労働力不足等の課題の解決につながります。

バーコード管理

在庫管理システム導入で、バーコード読み取りを可能にします。ECサイト運営にあたり、顧客満足度の向上には、受注からお届けまでの「スピード」「正確さ」が重要になります。

バーコードにて商品を管理することで、多様な商品を揃えている場合であっても、商品番号や基本情報などを正確に管理、識別し、人的ミスを防ぎ、スピーディーかつ正確な対応が可能になります。

さらに、バーコードで商品を管理することで、ハンディターミナルやスマートフォンなどからの読み取りも可能になり、遠隔からでも正確な在庫、商品管理が可能になります。

在庫管理におけるバーコード管理について、以下の記事にてより詳しくまとめました。ぜひ参考にしてみてください!

書類の作成、出力

入出庫に合わせた伝票をはじめとし、発注書や請求書の作成や管理をすることが可能です。システムを用いた一元管理により、手書きやエクセルからのデータ出力業務などを省くことができます。

ECサイトにおける在庫管理システムの代表的な機能5つをご紹介しましたが、各サービスによって機能は大きく異なります。そのため、それぞれのサービスで確認する必要があります。

在庫管理システムで解決できる課題、導入するメリット

在庫管理システムの主要機能をおさえたところで、システム導入で解決し得る課題についてご紹介します。

正確な在庫数の把握

複数の倉庫や販売サイトを有する場合であっても、すべての在庫をまとめて管理することで、より正確な在庫数・在庫の状況をリアルタイムで把握することができます。

在庫変動に自動で対応するシステムを導入すれば、タイムラグによって発生し得る誤差を無くし、在庫の無駄や販売機会の喪失を防ぐことができます。

在庫回転率の向上

在庫を正確に把握するだけでなく、分析データを用いたニーズの把握を行うことで、必要最低限、且つ適切な仕入れを実現することができます。その結果、在庫回転率(=一定期間の売上高÷一定期間の平均在庫、つまり「商品の仕入れから販売までの速さ」)を高めることにつながります。

コスト削減

ECサイトを用いた販売活動における、削減すべき主なコストは「倉庫維持費」「人件費」の2つが挙げられるでしょう。在庫管理システムを用いて、より精度の高い仕入れを行うことで、余計な仕入れコストや使用する倉庫の範囲を削減することができます。

さらに、在庫管理システムを導入し、数値をデータで管理することで、手動作業を省くことができ、人件費や作業時間の削減にもつながります。

在庫管理システムを見極める際のポイント

ECサイトにおける在庫管理システムには、様々なサービスが存在します。多岐にわたるシステムの中から、自社の課題を解決し得る、適切なサービスを選定するためのポイントをご紹介します。

導入目的の明確化

「自社が抱える物流課題を解決できるか?」

大前提として、ECサイトの在庫管理システムの導入を検討する際には、自社が抱える、物流業務における課題を洗い出すことが必要です。

在庫管理システムでは、在庫状況の把握、データ分析、商品管理など、幅広い業務範囲をカバーすることができるため、各サービスによって、得意とする領域が異なります。場合によっては、在庫管理だけでなく、受注管理や物流業務全体でシステムの導入が必要となることもあります。そのため、自社で解決したい課題と、サービスがもつ機能を照らし合わせることが必要です。

自社のビジネスモデルに対応しているか

「どのフェーズで一元管理が必要か?」
「自社が発注したいタイミングに対応可能か?」
「フリーロケーションに対応しているか?」
「バーコード管理、遠隔からの管理は可能か?」

ECサイトでは、販売する商品や顧客、発注のタイミングによって、発送までに求められるスピードや仕入れの数量は大きく異なります。とくに、受注発注を行なっている場合であれば、検討するシステムが受発注のタイミングに柔軟に対応できるのかという点に留意する必要があります。

さらに、複数の倉庫や規模の大きい倉庫を有している場合、フリーローケーション、棚管理に対応しているかという点についても確認しましょう。

また、自社が使用する、EC特有のデータやバーコードにも対応しているかという点についても確認するようにしましょう。必要な機能のみをカスタマイズすることで、システム導入時の無駄なコストを省きましょう。

データ連携が可能か

「既存の物流システムとのデータ連携は可能か?」
「配送ソフトとのデータ連携は可能か?」

導入を検討する際に、自社で既に利用している受注管理システムなどの物流システムがある場合、外部システムとのデータ共有が可能であるかについても確認する必要があります。

さらに、発送時に利用する、宅配便業者の送り状ソフト上でのデータ(商品番号など)を在庫管理システムで連携させることができるのかについても確認するようにしましょう。反対に、在庫管理システムで出力した書類やデータを各業者が提供するソフトに移行することができるかどうかにも留意しましょう。

ECサイト運営者で、在庫管理システムの導入がおすすめのケース

ECサイトにおける在庫管理システムの導入がおすすめな企業、担当者の方をご紹介します。

複数の倉庫を管理されている企業、担当者

複数の倉庫を所有している場合、的確、且つ迅速な発送を実現すべく、在庫全体の徹底した一元管理が必要となります。

バーコードを導入することで、遠隔からでもリアルタイムで商品を操作することができます。さらに、データに基く一元管理をリアルタイムで行うことができるため、人的ミスやタイムラグによる誤差を最低限に抑えることもできます。

ECサイトに加え、実店舗での販売活動も行なっている企業

複数の販売チャネルを有する場合、在庫管理システムを導入することで、正確な在庫数の把握に加え、各チャネル上の売上状況の管理・分析も可能になります。システムによっては、各チャネルで販売できる数量まで設定・管理できる機能もあります。在庫管理システムを利用することで、それぞれの商品の最適な販売方法を選定することが可能になります。

在庫管理者が複数人いる企業

データを用いた、在庫の管理の一括管理を行うことで、複数の担当者間であっても、スムーズな連携を図ることができるでしょう。さらに、業務の重複や無駄を防ぐことで、より効果的な人材配置につながるでしょう。

人材確保に課題を抱えている企業

在庫管理システムを導入することで、書類作成やピッキングに関する業務など、手動による作業を削減することができます。システム導入で業務効率を高めることで、必要最低限の人材で業務を遂行することができ、人手不足に関する課題解決だけでなく、人件費を最低限に抑えることも可能になるでしょう。


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在庫管理システム導入時の注意点

在庫管理システムを導入する際には、「システムを社内に浸透、確立させること」が必要となります。

新しいシステムを導入する際には、いかなるものであっても社内における情報共有の徹底が欠かせません。とくに、商売の要となる在庫管理システムを導入する場合であれば、社員への研修などを通して、社内にシステムをしっかりと浸透させ、在庫管理システムを用いたビジネスモデルを確立する必要があります。

ECサイトの在庫管理システム比較14選

mylogi

mylogiはアートトレーディング株式会社が提供する在庫・物流管理システムです。
自社ECサイトを持つ大手・中小企業様やBtoB・EC物流特化型の企業様に向いています。

特徴・複数倉庫管理が可能
・多モール対応受注管理
・実販売とEC販売を一つのシステムで一元管理可能
料金・初期費用 ¥100,000~
・月額 ¥30,000~

公式HP:)https://www.mylogi.jp

ロジクラ

ロジクラは株式会社ニューレボ(New Revo Co.)が運営する在庫管理・倉庫管理システムです。EC事業や卸といった自社倉庫での利用がおすすめです。

特徴・出荷作業をiPhoneでする事ができる
スマホアプリで簡単にピッキングやバーコード管理ができるので、ミスを削減できる。
・導入前にトライアル期間が14日間あるのでその期間中に導入前のヒアリングをする事ができる。
・倉庫委託より圧倒的低コスト
・追跡番号をスキャンして記録
・受注管理システムのネクストエンジンやShopifyと連携可能
料金・0円(無料プラン)
・スタンダードプラン(¥19,000)
・WMSプラン(¥39,000)
・アパレル企業向けソリューション:¥15,000/月、1店舗

公式HP:)https://logikura.jp/

Aladdin Office


Aladdin Office(アラジンオフィス)は、株式会社アイルが運営する在庫管理パッケージです。5000社以上の幅広い分野への導入実績があり、低コストながら必要な機能を追加してくれる便利なソフトです。
中小企業、実店舗を持つ運営者様におすすめです。

特徴・あらゆる業種、業態に対応。それぞれのニーズにあった柔軟なカスタムも可能
・各種ソリューションとシームレスに連携
料金料金・見積もりはお問い合わせにて確認

公式HP:)https://aladdin-office.com

CROSS MALL

CROSS MALL(クロスモール)は、株式会社アイルが運営する、ECサイト一元管理できる、ASPソフトです。在庫管理では、複数モールの在庫を一括管理し、適正在庫の保持、在庫の自動更新や振り分けなどを行います。

特徴・在庫更新、振り分け業務の自動化で、タイムラグを発生させない
・アラジンオフィスとの連携可能で、EC運営全般の業務効率を向上させる
・在庫登録は、CSVとの連携で、手入力に加えて、一括アップも可能
料金・初期費用 ¥0
・月額 ¥5,000~(出店するモール数や商品点数に応じて変動)

公式HP:)https://cross-mall.jp

楽商

1971年から株式会社日本システムテクノロジーが提供している在庫、クラウド型の販売管理システムです。
あらゆる業務管理に対応しており、業務効率化にご活躍いただけます。

特徴・データ入力、書類作成などの機能が標準装備されている
・受発注やロット管理を自動化
・カスタマイズも豊富ですが、業種ごとに分かれている既存の機能も充実している
<
料金・初期費用¥400,000
その他利用料金はお問い合わせください

公式HP:)https://www.rakusyo.jp

Zaico

株式会社Zaicoが提供するクラウド在庫管理システムです。
低コストでの利用ができ、無料プランもあるので安心して導入できます。

特徴・Freeeとの連携が可能
・iOS、Androidどちらにも対応
・在庫データ移動記録移動記録の確認機能
・仕入れ、納品データのエクスポート機能
料金・無料プラン:¥0
・エントリープラン:¥980月
・スタンダードプラン:¥2,980 / 月
・シッピングプラン:¥9,800 / 月

公式HP:)https://www.zaico.co.jp

flam

株式会社フリップロジックが提供するクラウド販売管理システムです。仕入れ・在庫管理も連携が簡単にできます。扱いやすさに特化しているクラウド型システムです。

特徴・一日¥300から利用できる
・販売管理機能が充実
・多様な仕入れ・在庫管理機能
料金・スタンダードプラン:¥9,300 / 月
・プロフェッショナルプラン:¥19,800 / 月
・プレミアムプラン:¥49,800 / 月

公式HP:)https://www.flamsv.com

@WMS

@WMSは、株式会社アトムエンジニアリングが運営する、ECサイト向けのクラウド型在庫管理システムです。商品やロケーション別で在庫を参照できる在庫管理機能に加え、入荷検品やピッキングなどの業務履歴を管理し、現場作業の「見える化」も実現します。

特徴・クラウド環境&低コストで、気軽に導入できる
・商品の賞味期限、ロットno.、製造日も一元管理し、出荷までのトレース管理が可能
・オプション機能に、「在庫回転率の算出」あり
料金・初期費用 お問い合わせにて確認
・月額 ¥39,800~

公式HP:)https://www.atm-net.co.jp/atwms/

まとまるEC店長

まとまるEC店長は株式会社ブランジスタが提供しているシステムです。
1ヶ月お試し期間もあり、低コストでの運営を実現できる料金設定になっています。

特徴・UIが簡単なので、パソコン操作に慣れていない方でも運営できる。
・利用費は商品数で決まるため、売り上げの変動による追加料金が発生しない
料金・初期費用 ¥0
・月額¥98,00~(申込初月無料)

公式HP:)https://www.ec-tencho.jp

eeeCloud

創業30年以上のテービーテック株式会社が提供するクラウド型在庫管理システムです。
自社開発のため柔軟なカスタマイズが可能です。また、低コストながら豊富な標準機能を装備しており、卸・小売業者から製造業まで全業種に対応しています。

特徴・複数倉庫、在庫管理が可能
・2週間の無料お試し期間あり
費用・初期費用¥10,000
・月額¥30,000~

公式HP:)http://www.tbtech.co.jp/lp/stock/index.html

TEMPOSTAR

TEMPOSTAR(テンポスター)は、3,500社以上の導入実績を持つNHN SAVAWAY株式会社が提供する在庫管理システムです。Amazon,楽天など大手ECサイトも一括管理できます。クラウド型なので細かいバージョンアップなどは自動で行われます。

特徴・ASPなのでインストールする必要がない
・幅広いモールやカートに対応
・アカウントを複数持つ事も可能
・30日間お試し期間あり
料金・初期費用¥0
・月額¥10,000~

公式HP:)https://commerce-star.com/tempostar/

アシスト店長

アシスト店長は、株式会社ネットショップ支援室が運営している、EC総合プラットホームです。在庫管理機能に加え、受注管理機能に強みをもち、「顧客のリピーター化に強い」という特徴が挙げられます。

特徴・独自の「アシストID」で、複数のモールで同一の商品コードを利用できる
・各モールへの在庫数振り分けは、「全店舗一律」「%(割合)で指定」「数量で指定」から選択して設定できる
料金・初期費用 ¥10,000×店舗数
・月額 ¥5,000×店舗数

公式HP:)https://assist-tencho.com

NEXT ENGINE

NEXT ENGINE(ネクストエンジン)は、Hamee株式会社が運営する、ECサイト一元管理システムです。ECサイト運営で発生する業務全般を一元化、自動化するシステムで、在庫管理では、複数のモールの在庫引当や在庫振り分け設定、棚卸などを行います。

特徴・各ネットショップの在庫連携の自動化、一元化できる
・セット商品にも対応
・オプション機能を自由にカスタマイズできる
料金・初期費用 ¥0
・月額 ¥10,000~(受注件数に応じた従量課金制)

公式HP:)https://next-engine.net

助ネコ

助ネコは、株式会社アクアリーフが運営する通販管理システムです。楽天との連携に強みをもつ在庫管理に加え、受注管理や商品登録などの機能も持ち合わせ、併用することでコストを抑えることができる点が特徴として挙げられます。

特徴・各モールの異なる商品コードを自動で紐付け、一元管理
・在庫切れ前に発注タイミングをメールで通知
・モール上の在庫数表示と、実際に保有している在庫数を別で管理することで、販売機会の損失を防ぐ
料金・初期費用 ¥30,000(アンケート回答で ¥10,000 に)
・月額 ¥15,000(その他、助ネコ内サービスのオプションとして追加する場合 ¥5,000)
(登録件数5,000件〜は、追加料金発生)

公式HP:)https://www.sukeneko.com

まとめ

いかがでしたでしょうか。在庫管理システムを導入することで、在庫状況を的確に把握することが可能になったり、業務の無駄を省くことで、業務効率を高めたりなど、ECサイトの売上を向上させるための様々なメリットがあります。

自社が抱える課題を明らかにし、導入の目的を明確に設定したうえで、システムの選定をすることを心がけましょう。ぜひ参考にしてみてください。

在庫管理でお悩みの方へ

このようなお悩みをお持ちの企業ご担当者様へ

▶︎受注と物流が別管理なので煩わしい

▶︎売り上げが伸びてきたので、人力での管理に限界を感じている。

▶︎既に受注管理システムを導入しているが、どこか物足りなさを感じ、本当に自社に合ったサービスを探している。

▶︎物流管理にかかるコストを圧縮したい

EC運営実績豊富なアートトレーディング社だからこそ開発できた、物流~受注管理システムmylogiであれば、そのようなお悩みをオールインワンで解決可能です。

少しでもご興味お持ちになられましたら、ぜひご相談くださいませ。